子供のころ、母の実家がある矢本町（現東松島市）で見たのは、

　空を自由に飛び回るブルーインパルスでした。

　40年前のあの時に見て、聞いて、感じたものがどうしても忘れられず、

　ただ純粋に、がむしゃらに大好きなブルーインパルスを追い続け、

　今では一番近くで撮影をするまでやってこれました。

　

　そんな折、2011年３月11日に発生をした東日本大震災で、

　小さなころに通った東松島市も大きな被害を受け、

　震災以降いろいろな想いを抱くようになりました。

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　その東日本大震災からまもなく10年が経ちます。

　航空写真家を自覚する身として、伝えていきたいこと。自分に出来ること。

 

　今回発表をするこの20カットは、

　すべてが2011年3月以前に撮影をした作品。

　中には、被災前の東松島市の風景が含まれた作品もあります。

　

　ブルーインパルスの躍動感や、日本の四季を感じられたり、

　見るだけでワクワクしたり、背景に写る風景に想いを寄せたり、

　皆さんがどのように感じて頂いても構いません。

 

　今回はじめての自信の作品展示・販売会の開催となりますが、

　ブルーインパルスと矢本が大好きな航空写真家として、

　2011年以前のブルーインパルスをぞんぶんに楽しんで頂ければと思います。